省エネルギー基準

しょうえねるぎーきじゅん
省エネルギー基準とは、住宅や建築物の省エネ対策について定められた基準です。
省エネルギー基準とは、1979年に制定された「省エネルギー法」に基づいて、何度か改定を重ねながら、住宅などの省エネ化を推進するために定められている基準です。
2013年に大幅に改定され、外壁やなどの外皮の熱性能(断熱性など)に加え、建物全体の省エネルギー性能を評価する「一次エネルギー消費量」の基準が加わりました。「一次エネルギー消費量」は、住宅内の「空調・暖冷房設備」「換気設備」「照明設備」「給湯設備」「昇降機(エレベーター)」「事務機器・家電調理器」のエネルギー消費量の合計から算出します。また、太陽光発電など発電して自家消費したエネルギーは削減量として差し引くことができます。
新しい省エネ基準は、住宅や建築物全体の省エネ化の底上げと、より高いレベルの省エネを推進するために、ベースとなる基準として定められています。現在は努力基準ですが、2020年をめどに、段階的に義務化される方向です。

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