人感センサー
じんかんせんさー
人感センサーとは、人などの動きを感知し、機器を自動運転させる装置です。
人感センサーとは、赤外線などを利用して人の動きを感知する設備です。感知範囲の中で人や物が動いたときに、動きを感知してスイッチのオン・オフなどをコントロールします。感知の仕組みは、赤外線などによって周囲の温度と人や動物などから放射される温度差を検知するものです。ほかに超音波を利用したものなどもあります。
人感センサーは、住宅では外灯や足元灯などの
照明器具に使用されたり、扉の自動開閉やトイレの自動洗浄などにも使用されています。人感センサーを活用することで、不要な
照明や機器の使用を抑制する節電効果もあります。また、防犯センサーとしてセキュリティ面でも活用されています。
人感センサーは人や動物が放射する熱線をキャッチするため、通行する車に反応するなどの誤作動もあります。また、外気温の高い夏には感知しにくいこともあります。
照明
照明とは、日本においては室内全体を照らす直接照明が主流で、「部屋を明るくする」役割とされてきました。また、1室1照明で、おもに蛍光灯など白熱灯が使用されます。しかし、最近では、くつろぎやリラックス、落ち着きなど、室内の雰囲気を演出する上で、生活シーンに合わせた照明器具の使い方が提唱されています。
照明によって室内の雰囲気は大きく違ってきます。活動的な時間とくつろぎの時間、手元がよく見える明かり、温もり感、開放感など、さまざまなシーンに応じて使い分けるには、1室に複数の照明器具を使用するのがポイントとなります。
照明器具の種類には、シーリング(天井に取り付け、部屋全体を均一に照らす)、シャンデリア(天井から下げる装飾性の高い照明。天井直付けタイプもあり。高い天井向き)、ブラケット(壁面や柱に取り付ける補助照明。空間の広がりを演出)、スポットライト(特定の物を照らし、置物などを強調できる)、ペンダント(吊り下げ型照明。下部だけ照らすものと、部屋全体を照らすものがある)、ダウンライト(天井に埋め込まれる照明で、調光機能の付いたものもあり、多彩な使い方が可能)、フットライト(廊下や階段の足元を照らす)、スタンド(床やテーブルに置いて使う照明)などがあります。
それぞれの特徴が分かると、明かりの楽しみ方も広がります。