水セメント比

みずせめんとひ
水セメント比とは、コンクリートやモルタルの水とセメントの配合比率です。
水セメント比とは、コンクリートやモルタルの主原料である水とセメントの割合で、強度を表わす指標のひとつです。
コンクリートは骨材(砂利)をセメントペーストで結合したものです(モルタルは砂とセメントペーストを練り上げたもの)。そのため、コンクリートの強度はセメントの接着力によって支配され、特に強度を必要とするコンクリートは水セメント比が重要になります。水セメント比は、水量をw、セメント量をcとし、「w/c」の百分率で示します。水セメント比が大きいと練り混ぜがしやすく、型枠に打ち込みやすい作業場の利点がありますが、コンクリートの強度は落ちます。水セメント比が小さいほど高濃度のセメントペーストとなり、コンクリートの強度は大きくなります。
なお、コンクリートの強度は、水セメント比のほか、骨材の強度やセメントの粒径、養生なども左右されます。

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