珪藻土

けいそうど
珪藻土とは、植物プランクトンが化石化したものです。調湿効果が高く、壁材などに使用されます。
珪藻土とは、およそ1000万年前の植物プランクトンの一種、珪藻の死骸が堆積して化石化したものです。珪藻の種類は10万種類以上といわれ、珪藻土の種類なども数十種類に上り、特徴は異なります。
珪藻土の主成分は二酸化ケイ素で、ダイアトマイトとも呼ばれ、粒子はごく微細な孔を無数に持っています。その細孔の機能によって優れた吸放湿性を発揮します。
珪藻土の利用領域は多方面で、研磨剤やろ過の補助剤、ダイナマイト、七輪などの材料としても使用されます。建材としては、調湿性に加えて耐火性や断熱性にも優れているため、壁材などに利用されます。珪藻土の壁材は、吸水性、吸湿性、調湿効果、耐熱性などのほか、消臭効果や防カビ効果、結露の防止などに効果を発揮します。

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