棟梁

とうりょう
棟梁とは、大工の親方のことです。
とは、一般的には大工の親方を指します。かつては、木造建築は棟を中心とした職人集団によって建てられ、棟は建物の設計から資材の調達、施工スケジュール管理、職人の監督まで、建築現場をトータルにマネジメントする最高責任者でした。
現在では、建築物の規模にもよりますが、施工全般のマネジメントはハウスメーカーや工務店が、設計は設計担当者または設計事務所など資格をもった専門家が行います。
かつて大工の仕事は、材木にカンナをかけることから始まり、材木の癖や気候風土などを考慮して調整するという、技術と勘に負うものでした。今日では、施工過程が細分化・専門化していますが、それでもなお、大工の腕や棟の采配によって建築物の質は大きく左右されます。

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