スマートシティ
すまーとしてぃ
スマートシティとは、街をまるごとスマート化するシステムです。街全体でエネルギーの効率化・省エネ化や環境保全などが図られます。
スマートシティは、街全体でエネルギーの有効活用や環境保全を図る構想です。「スマート・コミュニティ」「スマートタウン」とも呼ばれます。
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを導入し、自然条件による発電量の不安定さを、電気系統や需要側の制御とリンケージさせ、有効かつ効率的に利用します。そこでは、スマートグリッドと呼ばれる、電力を供給側と需要側の両方で制御して最適化を図る送電システムが導入されます。
個々の
スマートハウスはネットワーク化され、次世代自動車や交通システム、公共サービスまで含めて、最先端技術を駆使した環境配慮型都市としてイメージされています。
現在、すでに、
スマートハウスを核とした分譲住宅地が登場しています。今後は、電力の自由化などの法整備が進むことで、
街区単位でのエネルギーマネジメントが期待されています。
スマートハウス
スマートハウスは、基本的には、太陽光発電システム、蓄電池、HEmS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の3つを組み合わせたもので、IT技術を使ってエネルギーを賢くコントロールする住宅です。太陽光発電や燃料電池で発電したエネルギーや夜間電力を蓄電池に蓄え、必要なときに使用します。IT技術によって、家電や住宅機器などをコントロールし、マネジメントすることでエネルギーを効率的に利用して、CO2を削減します。
スマートハウスは、光熱費が節約でき、環境にやさしい暮らしであると同時に、災害など万一の対策としても注目を集めています。ハウスメーカーでは技術力を競いながら、さまざまな商品が市場に送り出されています。住宅と家電、自動車との融合など、より複合的なスマートハウス化も提案されています。
街区
街区とは、市街地において、道路などで囲まれた一区画をいいます。ブロックともいい、住居表示でいうと、○丁目○番地○号における○番地一帯を指します。
区切りとなるのは、街路のほか、鉄道や河川、水路などで、一般的には1辺が数十mから100~200mほどの距離で囲まれた広さとなります。
街づくりで景観や落ち着きを確保するために、街区ごとの統一感や特徴が重視されます。地区計画や再開発などの街づくりは、街区をひとまとまりの最小単位としてプランニングします。