パッシブデザイン

ぱっしぶでざいん
パッシブデザインとは、機械に頼らず、建物構造や材料などの工夫によって快適な住環境をつくるものです。
パッシブデザインとは、機械装置による冷暖房や換気ではなく、風や光など、自然環境を上手く利用しながら、建物の構造や材料などの工夫を施すことで、快適な住環境を作る建築手法です。
パッシブデザインの特徴は、自然環境との調和で、日本古来の建築思想である「風を通す」「光を調整する」といった自然エネルギーを活用するものです。日本の気候風土に適応し、自然を上手く取り入れる工夫が施されます。
例えば、「建物の南側に落葉樹を植え、夏は日陰を作り、冬には葉を落として日射を確保する」「街づくりにおいて、風が通り抜ける敷地配置をする」「風が通り抜けるの配置」「春夏秋冬の日差しの高さを計算したの位置」「年間を通じて温度変化の少ない床下の空気を室内に取り入れる」など、さまざまな創意工夫が技術として確立してきています。
パッシブデザインは、伝統的な思想が現代の技術力によって裏付けされ、新たな省エネのスタンスとして登場しています。

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