一次エネルギー消費量

いちじえねるぎーしょうひりょう
一次エネルギー消費量とは、住宅などで消費するエネルギーを熱量換算したものです。
一次エネルギー消費量とは、住宅や建築物で消費するエネルギーを熱量換算したもので、2013年の省エネ基準の改定によって採用された指標です。
一次エネルギーとは、化石燃料、原子力燃料、水力・太陽光など自然から得られるエネルギーをいいます。これに対し、電気や都市ガス、灯油など、一次エネルギーを加工・変換して得られるエネルギーを二次エネルギーといいます。住宅などで使用されるエネルギーは二次エネルギーですが、それぞれに異なる単位(電気はkWh、ガスはMJ、灯油はLなど)で使用されています。
そこで、種類の異なる二次エネルギーを、一次エネルギー消費量に換算することで、建物の総エネルギー消費量を求めることがでます。単位はMJ、GJで表示します。
一次エネルギー消費量の計算に含まれるのは、冷暖房機などの設備機器や家電です。床面積や居住人数、部屋数なども考慮して算出されます。また、太陽光発電やエコキュートなどのエネルギー創出効果は、エネルギー削減量として差し引くことができます。
一次エネルギー消費量は、建物全体の省エネ性能を総合的に評価できるようにしたものです。

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