パーゴラ
ぱーごら
パーゴラとは、つる科の植物をからませて日陰をつくる棚です。
パーゴラとは、つる科の植物をからませて、日陰をつくる棚のことです。もともとは、イタリア語の「ぶどう棚」のことで、庭先や通りに設けて、その下でティータイムなどを楽しむようになったといわれています。
パーゴラは、テラスやデッキ、玄関
アプローチに設けたり、
ガーデニングで楽しむこともできます。パーゴラに用いる植物には、つるバラやクレマチス、キウイなどがあり、日本庭園ではよく似た趣で「藤棚」が親しまれてきました。また、公園にはパーゴラの下にベンチを設けて、一休みできる設備をよく見かけます。
最近では、夏の省エネ対策としてもパーゴラづくりが注目されています。
バルコニーなどにパーゴラを設け、植物を育てると、直射日光を防ぎ、柔らかな日差しと心地よい風が得られます。
アプローチ
アプローチとは、住宅用語として使われる場合、道路や門など敷地の入口から玄関までをいいます。
敷地の入口から玄関までの通路を意味しますが、カーポートなどの配置も含みます。敷地の規模によってアプローチはコンパクトなものから、大規模なマンションなどでは歩行者用通路・車の出入口など広いスペースをもつものまであります。
アプローチは外観と並ぶ建物の顔であり、アプローチの作り方によって外観イメージも違ってきます。そのため、通路の取り方や植栽などで個性が演出できます。また、段差があればスロープや階段を設けるなど、出入りがスムーズにできるための工夫も施されます。また、防犯面から死角や防犯カメラの設置場所なども検討されます。美観、出入りの快適性、防犯面など、アプローチは重要な役割をもっています。
ガーデニング
ガーデニングとは、庭やバルコニーで植物を育てることをいいます。主に家庭菜園として、1990年頃から人気を集めるようになりました。現在では、日常のストレス解消やロハスな生活として、都市生活から田舎暮らしまで、幅広い層に定着しています。
一戸建ての魅力の一つとして「庭のある暮らし」がいわれていましたが、マンションでも、バルコニーなどに鉢植えを置いたり、プランターで野菜を育てるなど、ガーデニングの楽しみは広がっています。ガーデニングができることをうたったマンションも登場しています。ただし、マンションでは「直に土を入れてはいけない」など管理上の制限がある場合が少なくありません。ガーデニングを楽しみたい人は、管理規約などをチェックしましょう。
バルコニー
バルコニーとは、マンションなどの屋外に張り出した床のことです。
室内空間の延長として、掃き出し窓などの先に設けられ、屋根や天井はなく、手すりが付いています。上階のバルコニーが屋根の代わりになります。バルコニーは広さや用途によって、アウトドアリビングとして活用できる「リビングバルコニー」や、コンパクトで室外機置場やゴミ置場などに利用される「サービスバルコニー」などがあります。また、階下の屋根を利用した広い「ルーフバルコニー」もあります。
分譲マンションの場合、バルコニーは共用部分に属します。居住者だけが使用できる専用使用権はありますが、改造したり、物置などの固定物を設置することはできません。バルコニーは消防法で、緊急時の避難通路とされています。そのため、避難時の障害にならないように管理規約等にはバルコニーの使用制限が定められています。