ゲストルーム
げすとるーむ
ゲストルームとは、来客用の宿泊ルームとして設けられた共用施設です。
ゲストルームとは、マンションの
共用施設で、来客用に設けられた宿泊ルームです。
大規模マンションや高級マンションでは、
共用施設にゲストルームを設けることが多く、遊びに来た両親や友人に泊まってもらうことができます。利用料は、
共用施設のため、清掃費程度でホテルよりかなり安く利用できます。また、
タワーマンションなどの高層階にゲストルームを設け、眺望やゴージャスな雰囲気を楽しめるものもあります。来客でなくても、住人が気分転換に宿泊することも可能で、
タワーマンションの低層階を購入して、ゲストルームで眺望を楽しむという利用方法もあるようです。
ゲストルームの人気が高いマンションもあり、心地よいゲストルームほど予約が取りにくいのが難点です。
タワーマンション
タワーマンションとは、一般的には地上20階以上、60mを超える超高層マンションをいいます。タワー状のもので、空に向かって高くそびえるイメージです。60mを超える超高層建築物は建築基準法に則って、構造安全上の個別審査を受ける必要があります。
タワーマンションの最大の魅力は、高層階から眺める眺望といえます。タワーマンションは都心部に建てられることが多く、遠くには山々の稜線を望み、夜には都心の夜景や周辺の花火などが楽しめる物件も少なくありません。また、概して高額物件が多く、共用施設も充実していることから、低層階や中層階の住戸でも展望の良い共用施設を利用できるものもあります。
タワーマンションでは、地震対策を重視する傾向が強く、建築物の制振・免震構造などに加え、緊急時の自家発電や備蓄などの対策も充実しているものが多いようです。
共用施設
共用施設とは、マンションの共有部分のうち、住人が共同で利用できる施設のことで、コモンスペースなどとも呼ばれます。
大規模マンションや高級マンションの魅力の一つに、共用施設の充実があります。例えば、エントランスロビーやラウンジなどが充実していると、来客を自宅に通さずに対応することができます。キッズルームや集会室など、住人同士のコミュニケーションに役立つ施設を備えているものもあります。そのほか、ゲストルームやコンシェルジュ、コンビニ、フィットネスクラブ、パーティールームなど、多彩な共用施設があります。
ただし、共用施設が充実しているほど、それらの維持管理費は高くなります。あまり使用しない共用施設があっても、管理費などの負担が大きくなるだけなので、自分に合った施設があるかどうかを検討することが大切です。
大規模マンション
分譲マンションの規模は、小さいもので10戸程度から大きくなると数千戸まで幅広く分布していますが、その中でも総戸数が100戸を超えるようなものを大規模マンションと呼びます。 一般的には、規模が大きくなるほど様々な共用施設が付設されるので、敷地内で楽しめることも多くなります。
一方、小規模マンションは目立った共用施設が設けられないが、住民同士の意思疎通がスムーズになり、管理なども行き届く場合が多くなります。
マンションの規模と呼び名に関して明確な区分はありませんが、一般的に以下のように考えられています。
総戸数50戸未満
小規模マンション。入居者同士がお互いの顔を覚えられるスケール。
総戸数50~99戸以下
中規模マンション。集会室の他に、中庭などが設けられる場合があります。
総戸数100~299戸以下
大規模マンションといえるレベル。キッズルームなど2、3の共用施設が設けられることがあります。
総戸数100~499戸以下
大規模マンション。ゲストルームなど3~5の共用施設が設けられることがあります。
総戸数500戸以上
非常に大規模なマンション。大浴場やプールなど大型の共用施設が可能となる規模です。