オープンキッチン
おーぷんきっちん
オープンキッチンとは、リビングやダイニングに向かって開かれたキッチンです。
オープンキッチンとは、キッチンを壁で仕切らず、ダイニングや
リビングとつながりをもたせた空間デザインをいいます。キッチンが
オープンスペースとなるので、調理をしながら
リビング・ダイニングにいる人と会話ができるなど、コミュニケーションを重視した造りとなっています。また、キッチンへの出入りがしやすく、家族や友人と一緒にクッキングを楽しむのに向いています。
開放感があるため、LDK全体を広く見せます。ただし、キッチンが丸見えで、臭いなども広がりやすくなります。そのため、オープンスタイルのキッチンを採用する場合には、換気や掃除のしやすさ、カウンターを少し立ち上げて手元を隠す、などの配慮も大切です。
リビング
リビングとは、居間のことです。Living-roomのことで、家族だんらんのスペースになります。
かつての日本家屋では、「茶の間」と呼ばれた空間です。家族が一緒に寛ぎ、コミュニケーションの中心になる場所なので、家づくりや物件購入で重要視されます。
マンションではダイニングと一体となったLDや、キッチン・ダイニング・リビングが一体となったLDKが主流です。コミュニケーション重視かプライバシー重視か、居住空間が縦長か横長かなどでリビングの配置は違ってきます。リビングを通らずに各居室に出入りできるタイプや、あえてリビングインとしてLDから個室に出入りするタイプもあります。また、ゆっくりと眺望を楽しめる工夫なども施されます。
家で過ごす時間を考慮して、ライフスタイルに合ったリビングの広さや形状を決めるといいでしょう。
オープンスペース
オープンスペースとは、マンションや大規模なビルの敷地内に設けられた、建物の立っていない空き地のことです。
オープンスペースは、公園や遊び場、植栽が施された遊歩道などに利用されます。マンションの住民にとっては憩いの空間となり、また、小川や緑道などを設けることで、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献します。
オープンスペースは、空地率としてパーセンテージで表示され、空地率が高いほどゆとりや開放感が生まれ、住環境が良いとされています。中には空地率50%を超えるものやそれ以上のマンションもあります。
なお、オープンスペースのうち、マンションの住民以外も自由に出入りできるものは、「公開空地」と呼ばれます。