準不燃材料

じゅんふねんざいりょう
準不燃材料とは、一定基準の不燃性について認定を受けた建築材料です。
不燃材料とは、不燃性能についての技術水準を国土交通大臣が認定しているものです。建築基準法では火災に備えて防火材料の規定を定めています。防火材料は、「不燃材料」「準不燃材料」「難燃材料」の3つのグレードがあります。そのうち「準不燃材料」は、「不燃材料」に準じる性能をもつもので、通常の火災によって、加熱が始まってから10分以上燃焼しないことが要件です。また、外部仕上げは、変形・溶融・亀裂がおきないこと、内部仕上げは、避難にあたって有害なガスや煙を発生しないことが要件となっています。
不燃材料には、厚さ9mm以上の石膏ボード、厚さ15mm以上の木毛セメント板、厚さ9mm以上の硬質木片セメント板、厚さ30mm以上の木片セメント板、厚さ6mm以上のパルプセメント板などがあります。
なお、住宅のキッチンや浴室などの内装仕上げには、不燃材料または準不燃材料を使用しなければなりません。

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