古家付土地

ふるやつきとち
古家付土地とは、経済的価値がほぼない古い建築物が立っている土地です。
古家付土地とは、土地に経済的価値がなきに等しい古い建物がついたまま販売される土地のことです。
不動産広告では、「古家付土地」「売地(古家あり)」「売地(廃屋あり)」などと表示されます。中には、リフォームして暮らせるものもありますが、個々のケースにより、さまざまな制限があったり、予想外の費用がかかることがあるので、注意が必要です。
例えば、古家を解体撤去して、新たに建物を建てたい場合、再建築が可能かどうか事前に確認しましょう。建物が古いと、「既存不適格建築物」になっていて、同様の規模の建物が建てられないこともあります。また、接道状況など、現在の法律に適合できるかどうか、仲介会社などから確実な回答を得ることが重要です。
解体する場合には、建物の解体費以外にも、植栽や塀など外回りも撤去するのであれば、相当な費用がかかります。また、敷地境界線があいまいになっていることもあり、測量が必要なこともあります。上下水道管なども、口径が十分か、引き込み工事に問題はないか、費用も含めて確認しましょう。
なお、建替えるタイミングで、1月1日時点で更地になっているとその土地は事業用地とみなされ、固定資産税が高くなるので注意しましょう。
古家をリフォームして住む場合には、建築確認図書が残っていないと、増築できなかったり、耐震改修工事の助成金申請ができないなど、問題が発生することもあります。
ただし、既存の植栽や建物を活かして、多少のリフォームで気持ちよく暮らせるようであれば、お買い得ともいえます。

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