PL法
ぴーえるほう
PL法とは、製造物の欠陥によって被害を被った場合に消費者を保護する法律です。
PL法とは、製造物責任法のことで、製造物の欠陥によって生命、身体またはほかの財産に被害を被った場合には、被害者は製造者に対して損害賠償を求めることができる法律です。製造物責任(Product Liability)の略です。対象となる製造物は工業製品や加工された農林畜産物などで、住宅は含みませんが、住宅の一部となっている
窓ガラスや扉など工場生産された建材や設備はPL法の対象となります。
製造物の欠陥の有無については、事故を起こした製品ごとに個別に判断されます。PL法に基づいて損害賠償請求をするには、製造物に欠陥があったこと、欠陥により損害が発生したことを証明する必要があります。事故が起きた際には、現場の状況を保存し、写真やビデオなどに記録すること、治療を要したときには治療費の領収書や診断書をとっておくこと、などが重要です。
窓
窓は、採光、通風、換気、眺望などのために設けられる開口部です。風通しや断熱性など、窓の機能は四季を通じた室内の快適性に大きく影響します。また、外観デザインや室内空間、窓からの眺望など、ビジュアル面でも窓の役割は重要な要素となっています。
窓の種類は、取り付けられる位置により、次のような分類があります。
・掃き出し窓・・・・・窓枠の底辺が床面近くまである窓。リビングなどに設けられる大型の窓をいいます。
・腰高窓・・・・・窓枠の底辺が腰ほどの高さにある窓。
・出窓・・・・・建物の外に張り出す形で設置する窓。
・天窓・・・・・天井に設置する窓。トップライトともいいます。
また、開閉方法による分類では、次のようなものがあります。
・引き違い窓・・・・・横に引いて開け閉めする窓で、日本では最も一般的な窓です。
・はめ殺し窓・・・・・開閉できない窓です。フィックス窓ともいわれ、採光のために設けます。
・外開き窓・・・・・外に向かって開く窓で、片開きと両開きがあります。
・内倒し窓・・・・・室内に向けて倒れるように開く窓です。
そのほか、「回転窓」「滑り出し窓」「上げ下げ窓」「ルーバー窓」など、多彩な種類があります。
また、サッシやガラスの素材も豊富で、それぞれに性能や特徴があります。