住宅性能評価書

じゅうたくせいのうひょうかしょ
住宅性能評価書とは、法律に基づいて住宅の品質確保の促進等を行う為の制度および書類です。性能表示事項ごとに等級、数字、どのような対策を講じたかなどの方法が明示されています。
全国で統一された住宅のルールに基づいて建物を審査し、構造の安全性や火災時の安全性など10項目で評価しており、性能表示事項ごとに等級、数字、どのような対策を講じたかなどの方法が明示されているものです。
国土交通大臣による登録を受けた第三者機関が住宅性能評価書を作成することになるため、高い公平性があり客観的な評価が確認できます。したがって、住宅選びの判断材料として一般消費者に分かりやすいものになっており、住宅に関する知識が少ない人が見ても理解しやすいものになっています。
また、住宅性能評価書が交付されている住宅は、住宅ローンについての金利面での優遇や地震保険料に関する割引措置など、様々な面で優遇されます。また、住宅としての信頼度が高い為、買い替え時にも売却しやすいという点が挙げられます。また、住宅性能評価書が交付されている住宅は、売買契約に関して法的なトラブルが発生した場合でも、国土交通大臣指定機関に紛争処理が申請できます。したがって、調停や仲裁、あっせんなども受けられるというメリットがあります。
なお、住宅性能評価書はあくまでも「評価」を記したものであって、住宅性能評価書がついている物件がすべて高性能ということではありませんので注意が必要です。

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