印鑑証明
いんかんしょうめい
印鑑証明とは、自分だけの印鑑であることを公的に証明するものです。
印鑑証明とは、届出の印鑑と同一であることを証明するものです。自分だけの印鑑であることを証明します。
印鑑登録は、個人の場合には住所のある市区町村に届出ます。印鑑登録できる印鑑には一定の制限があり、「すでに他の人が登録しているもの」「不鮮明なもの」「一部が欠けているもの」「8mm四方を下回るもの」「25mm四方に収まらないもの」「ゴム印など変形しやすいもの」などは登録できません。また、印鑑証明書は登録と同時に発行してもらえます。印鑑登録された印鑑は「実印」として使用できます。それ以外のものは、「認印」と呼ばれ、正式な文書などでは使用しません。
不動産の売買契約や車などの購入、
住宅ローンの契約、不動産登記などには、印鑑証明書が必要になります。印鑑証明書を添付することで、その印鑑が本人のものに間違いないことを証明します。
住宅ローン
住宅ローンとは、個人が住宅を購入・建築する資金として利用できる融資のことです。住宅ローンには、「銀行ローン」「フラット35」「財形住宅融資」などがあります。
民間金融機関による融資は、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、ノンバンク、モーゲージバンクなどが取り扱っており、多彩な商品があるので選択肢は豊富です。金利も「変動型」「一定期間固定型」「全期間固定型」から選ぶことができます。「フラット35」は民間金融機関と住宅金融支援機構が提携している長期固定金利型住宅ローンです。また、職場で財形貯蓄を行っている人が受けられる「財形住宅融資」もあります。そのほか、共済組合や生保ローン、JAの組合員向けローンなど、様々なものがあります。売主が提携ローンを用意している場合もあります。
これらのローンの中から、自分が受けられるローンを把握し、無理のない返済計画を立てることが大切でしょう。住宅ローンは必ずしも一つにする必要はなく、変動型の銀行ローンとフラット35を組み合わせたり、夫婦で返済期間の異なるローンを組むことも可能です。たくさんの選択肢があるので、ファィナンシャルプランナーなどに相談しながら、自分たちに合うプランを選択するのが賢明です。