リセールバリュー
りせーるばりゅー
リセールバリューとは、購入した資産を売りに出すときの価値をいいます。
リセールバリューとは、取得した資産を売却するときの価値をいいます。中古車販売などの際にも使われます。マンションの場合には、新築時の価格と比較して、例えば10年後にいくらで売却されるかを算出します。取得価格に対する再販価格をみるもので、マンションの「資産価値」を意味します。
リセールバリューは、主に立地によって決まります。エリアと
最寄駅からの距離、周辺環境などで、人気の高い立地条件であれば、リセールバリューは高くなります。また、
売主や施工会社のブランド力や著名な建築デザイナーによる設計などによっても左右されます。そのほか、良好な管理状況かどうかも影響します。
リセールバリューが高いことは、資産価値が下がらないことを意味します。なかには新築以上にリセールバリューが高いものもあります。また、将来的にリセールバリューが下がらないことを意識して新築マンションを購入するといった視点もあります。
最寄駅
最寄駅とは、現地から一番近い鉄道やモノレール、路面電車などの公共交通機関の駅をいいます。すなわち、その物件を購入または賃貸したときに、日常的に利用することになる「駅」のことです。
ただし、不動産広告に掲載される「最寄駅」は、必ずしも一番近い駅ではなく、有名な駅や急行停車駅の場合もあります。複数の交通機関が利用できる場合には、それぞれの駅までの所要時間などが表示されることもあります。
なお、不動産広告に記載される「最寄駅」は、現に利用できるものとなります。季節運行の臨時列車などを表示する場合には、その利用できる時期を明示しなければなりません。また、新設予定の路線については、現に利用できるものと併記してもよいことになっていますが、新設にかかわる許可などが下りているものに限ります。
最寄駅は日常的に利用することになるので、実際の利便性や周辺施設など、実際に確認することが重要です。
売主
売主とは、不動産取引においては、土地や建物などの不動産を売る個人または法人をいいます。購入者にとっては、売買契約を結ぶ相手です。
新築マンションや開発分譲地、建売住宅などでは、デベロッパーや不動産会社などの法人が売主となっているのが一般的です。その場合には、売主または代理会社は宅地建物取引業者であり、取引に際しては、手付金の保全義務やクーリングオフの制度などで消費者が守られています。また、仲介手数料も発生しません。
一方、中古物件では、売主は個人のケースが多くなります。その場合は、一般的に不動産会社が「媒介」することになり、仲介手数料が発生します。
まれに、登記上の所有者と売主が異なる場合、所有者の代理人が売主になっている場合、売買契約に売主ではなく代理の人が立ち会う場合などがあります。そのような例外的なケースでは、契約の前に本人確認や委任状の確認が重要となります。