木材利用ポイント
もくざいりようぽいんと
木材利用ポイントとは、指定の地域材を活用するとポイントがもらえて、地域の農林水産物と交換できる制度です。
木材利用ポイント事業は、地産地消の視点から、国産材の活用を促す事業です。地域材の適正な使用により、森林を保護し、地球環境に貢献するとともに、地域産業の振興促進にも寄与することが目的とされています。
対象地域材に指定されている木材について、木造住宅の新築や
内装・
外装の木質化工事、木材製品、木質ペレットストーブ・薪ストーブを購入すると、木材利用ポイントがもらえます。このポイントは、1ポイントが1円相当で、地域の農林水産物や商品券に交換したり、森林保護活動や被災地などへの寄付に活用できます。
ちなみに、平成25年度の事業では、新築住宅の場合に最大30万ポイントがもらえます。
なお、対象地域材として定められている樹種は、スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、アスナロです。
外装
外装とは、建物の屋外部分の装飾や仕上げのことで、外壁や屋根を指します。地域によっては地区協定などで、外装に規制を設けている場合もあります。また、防火地域・準防火地域における規制もあります。
外装は、外から見える建物の姿であり、好みの意匠を表現します。マンションも一戸建て住宅も、多種多彩なデザインやカラーで個性を表現することが可能です。
一方で外装には、建物を守る重要な機能があります。主には、風雨を防ぐ、外部からの火災による延焼を防ぐ、外気温の影響を和らげる、建物の躯体構造を保護して地震でも脱落しない、といった機能が求められます。
外装材の選択には、デザインと機能の両面を考慮することが大切です。また、長期間にわたって建物を保護するには、メンテナンスも重要です。
内装
内装とは、建物における内部の仕上げや室内の装飾、付随する設備などをいいます。床や天井、壁などの仕上げや装飾、室内の扉、家具、キッチンなどの下地や仕上げ材、造作建具、照明などを指します。
内装に用いる建材や仕上げ材などは、製品によって価格の幅も大きく、特性も異なります。新築時やリフォームに際しては、ライフスタイルや用途、こだわりに応じた建材などの選択が可能です。
例えば床では、地元産の檜や杉などを用いた無垢材のフローリングで、木の香りや肌触り、耐久性、高級感、自然との調和といったものを手に入れることもできます。一方、子どもが汚したり傷つけることを前提に、掃除のしやすいクッションフロアにすることも選択肢の一つです。
内装の設えは、美観と機能の両面があり、耐火性や防音性など機能面の配慮も大切です。