頭金
あたまきん
頭金とは、住宅購入や新築の資金のうち、自分で用意する資金のことです。
頭金とは、住宅を購入したり新築する際に、代金に充てる自己資金のことです。
建築費や購入代金は、頭金と
住宅ローンを合わせたものになります。
住宅ローンは物件価格の100%まで融資されるものもありますが、8~9割までの場合もあり、また、頭金が多く準備できていると融資条件が良くなることもあります。当然ながら、頭金が多いほど、返済負担は軽減されます。
なお、不動産の購入には、頭金以外に現金で用意しなければいけない諸費用が発生します。自己資金として準備する金額は、頭金と諸費用を合わせた額が必要となります。
住宅ローン
住宅ローンとは、個人が住宅を購入・建築する資金として利用できる融資のことです。住宅ローンには、「銀行ローン」「フラット35」「財形住宅融資」などがあります。
民間金融機関による融資は、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、ノンバンク、モーゲージバンクなどが取り扱っており、多彩な商品があるので選択肢は豊富です。金利も「変動型」「一定期間固定型」「全期間固定型」から選ぶことができます。「フラット35」は民間金融機関と住宅金融支援機構が提携している長期固定金利型住宅ローンです。また、職場で財形貯蓄を行っている人が受けられる「財形住宅融資」もあります。そのほか、共済組合や生保ローン、JAの組合員向けローンなど、様々なものがあります。売主が提携ローンを用意している場合もあります。
これらのローンの中から、自分が受けられるローンを把握し、無理のない返済計画を立てることが大切でしょう。住宅ローンは必ずしも一つにする必要はなく、変動型の銀行ローンとフラット35を組み合わせたり、夫婦で返済期間の異なるローンを組むことも可能です。たくさんの選択肢があるので、ファィナンシャルプランナーなどに相談しながら、自分たちに合うプランを選択するのが賢明です。